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ラハイナは、かつてのハワイ王国の首都がおかれた街。1795年にカメハメハ大王が、ハワイを統一、その後1845年にカメハメハ3世がホノルルへ、ハワイ王国の首都を遷都するまでの約50年、このラハイナは、ハワイ王国の首都であった。
ラハイナとは、ハワイ語で「無常な太陽」の意味。ラハイナが栄えた1800年代は、今よりも雨が少なく、日照りの日々が続いたことから、この言葉が街の名前となった。
そのラハイナから遷都を行った1850年頃をピークに、ラハイナの街は、アメリカの捕鯨の拠点として栄えていく。しかしながら、捕鯨産業の繁栄は長くは続かず、1860年頃より徐々に衰退していった。
現在のラハイナは、歴史保護区として、その当時の面影を色濃く残し、ノスタルジックな雰囲気に溢れる港町となっている。ラハイナ市内の見所としては、1901年にオープンし、100年以上の歴史を誇るホテル&レストラン、パイオニア・イン、樹齢が120年を超えるバニアン・ツリー、中国系移民達により創建された道教寺院、ウォ・ヒン・テンプルなど、見所が沢山だ。
ラハイナの街中には、レストラン、カフェなどの他、沢山のギャラリーもあり、ブラブラ歩きには、ラハイナは最高の街となっている。