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パンチボウルは、パンチボウル・クレーターと呼ばれる、7万5千年から10万年前に火山活動によって出来た噴火口の高台。このパンチボウルからは、ダイヤモンドヘッド、ホノルル市街を見渡せる丘として知られている。
パンチボウルの意味は、ハワイ語の「プオワイナ」から来ており、その意味は「生贄の丘」。この地に伝わる伝説によれば、このパンチボウル・クレーターに祭壇があり、そこで何か儀式があると、生贄が捧げられていたとのこと。
それと同時に、第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争など、アメリカ合衆国の戦争で命を落とした兵士が眠る墓地でもある。この墓地は、全米に139ある国立の墓地の1つ、「国立太平洋記念墓地」という名前で、2007年現在で48,271人がここに眠る。また、1986年にスペースシャトル、チャレンジャー号の事故で亡くなった、ハワイ島出身のオニズカ大佐もここに眠る。