|
ワイキキは、オアフ島のホノルルの、ハワイでも最も多く観光客が訪れ、滞在するエリア。ワイキキは、アラワイ運河から、ダイヤモンドヘッドまで、東西に約3キロ。ワイキキ・ビーチ沿い、あるいは道を数本内陸側に入った所には、高層のホテル、コンドミニアムが立ち並ぶ。
このワイキキ一帯は、元々湿地帯、ハワイ王国の王族たちの保養地であった。ワイキキの観光開発が始まったのは、ハワイ王国が終焉し、アメリカ合衆国に併合された後、1900年代初頭より始まる。1901年にモアナホテル(現在のモアナ・サーフライダー・ウェスティン)がオープンし、その後米国資本のホテルが次々に建設されていった。
ワイキキの英語の発音は「ワイキーキ」、ハワイ語では「水が沸く」という意味になる。ワイキキにあるワイキキ・ビーチは、一般の人々がイメージするハワイそのもの。白い砂浜のビーチに青い海、そしてビーチの裏手には、高層のホテル、コンドミニアムが並び、遠くにはダイアモンドヘッドを見通す、テレビ、雑誌、あるいは旅行会社のパンフレット等で御馴染みの風景だ。
実はワイキキ・ビーチの白い砂浜は、カリフォルニア州のマンハッタンビーチより、船によって運ばれてきたもの。現在のワイキキ・ビーチの問題となっているのは、海によるワイキキ・ビーチの侵食だ。その為、一部のワイキキ・ビーチ沖合いには、防波堤を建設し、波による砂浜の喪失を防いでいる。
ワイキキ・ビーチのダイヤモンドヘッド側(東側)にある、クヒオ・ビーチ・パークでは、毎晩フラ、ハワイアン・ミュージックのショーが日没後に行われる。無料で見ることができるので、是非行ってみよう。