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難破船海岸へは、ラナイ・シティから北へ約7マイル、途中までは舗装されている道だが、最後の1マイルからは、ダート道に変わるので、ここへ訪れるのも4WD車が必須だ。
ビーチから見える赤茶に錆びきった難破船が、青い海の上に浮かんでいるように見え、このギャップがなんとも不気味な雰囲気をかもし出す。
この船は第2次世界大戦の頃に運行されていた、「リバティ号」、座礁した船がそのまま引き上げられずに放置されている。
ここは、北東からの貿易風が強く吹きつけ、また多くの暗礁が隠れており、難破船海岸近辺を航行する船にとっては、難所となっている。そのため、このリバティ号のように見えないが、海底には多くの難破船の残骸が沈んでいると言われている。