ラナイ島へのアクセスラナイ島へのアクセスは、ホノルル空港より空路でラナイ空港へ入る方法と、海路でマウイ島よりマネレ港へ入る方法の2通りがある。 ホノルルよりラナイ島へ定期便を就航しているのは、アイランドエアー。1日4便、月曜・金曜のみホノルル発、ラナイ発ともに1便増えて、5便となる。このアイランドエアーのホノルル・ラナイ線は、ハワイアン航空もコードシェア(共同運航)しているが、個人でチケットを手配する場合、アイランドエアーのWEBサイトより購入した方が、ハワイアン航空のWEBサイトから購入するより、安く購入できるケースの方が多い。ホノルル・ラナイ島間の飛行時間は、約30分、プロペラ機による運行。料金は曜日、飛行機の混雑状況により変動するが、安いときは片道$61からとなっている。 その他、ホノルル空港からラナイ空港へは、GO!航空が1日1便運航している。料金はアイランドエアーと同程度だが、時間帯がホノルル発16:05、ラナイ島発が07:45と時間帯があまりよくない。 海路でのラナイ島へ入るのには、エクスペディションという船会社が、マウイ島のラハイナ港より1日5便、マアラエア港より1日2便運行している。ラナイ島とマウイ島のラハイナ港間は約60分、マアラエア港間は約90分。どちらも大きな船ではないので、レンタカーなど、車を積んでラナイ島へ渡ることはできない。マウイ島・ラナイ島間の船は、ラハイナ港、マアラエア港発着とも、片道$30になる。ラナイ島の港は、島の南部マネレ港からどちらの船も発着するが、ラナイ・シティまで、あるいはラナイシティから、この船の発着時間にあわせて、シャトルバスは運行されている。このシャトルバスは、片道$11程度。 アイランドエアー: http://www.islandair.com/ エクスペディション: http://www.go-lanai.com (トラベルドンキーで購入可能) ハワイ州内の航空機の予約方法は、ハワイ州内の交通をご覧ください。
ラナイ島の見所・概要ラナイ島は、以前は「パイナップル・アイランド」と呼ばれ、その土地の5分の1がパイナップル畑であったが、1990年代前半にハワイ系大財閥企業がその島を買い取り、パイナップル畑を閉鎖、今やアメリカ本土のセレブ達が憧れるリゾート・アイランドへと生まれ変わらせた。また有名なマイクロソフト社会長ビル・ゲイツ氏が島を貸し切り、結婚式を挙げた事でも有名。 島内には、フォーシズンズが経営する2つのリゾートホテルがある。英国調の調度品で飾られ、ハワイに来たと言うよりは、まるで英国のお城を訪れたような気分になる「フォーシズンズ・リゾート・ラナイ・ザ・ロッジ・アット・コエレ」と、まさにリゾート地のラグジュアリーホテルの典型とも言える地中海スタイルの「フォーシズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ」、その2つである。そのサービス、ホスピタリティのレベルの高さは、オアフ島やマウイ島、ハワイ島のラグジュアリーホテルと比べても遜色無く、世界のセレブが憧れるリゾートという触れ込みも納得である。 ラナイ島の見所としては、大地に不思議な形に風化された岩が点在し、神々が降りたつ場所と伝説で伝わる「神々の庭園」、ラナイハレの尾の尾根伝いを走り山頂からは見事としか言いようのない景色の広がる「モンロー・トレイル」、ビーチから沖合いに座礁した難破船が見える「難破船海岸」、ハワイの祖先が古代に残した岩の彫刻の「ルアヒワ・ペドログリフ」、白い砂浜と青い海が美しい「フエポロ・ビーチ」などがる。 ラナイ島では、残念ながら現地発のこれらの見所を回る、定期的な乗り合いツアーは催行されていない。そのため、これらのラナイ島の観光スポットをめぐるには、レンタカーを借りるか、ホテルのツアーデスクなどで手配できる、運転手付きのプライベートツアーを手配必要がある。レンタカーの場合、これらのラナイ島の見所をまわるのは、4WD車でなければ入れない場所が多く、ダートの道を走らなくてはならない。そのため、運転に自信がない人は、やめておいた方が無難だ。 レンタカー会社は、「ラナイ・シティ・サービス」(07:00-19:00、808-565-7227、WEBサイトなし)という会社が唯一ある。ここに直接電話して予約しても良いが、ダラー・レンタカーと提携しているので、ダラー・レンタカー経由で予約も可能。又は、ラナイ空港の荷物受取場に無料直通電話が設置されているので、そこから電話をして予約も良いが、前述の通り「唯一のレンタカー会社」なので、事前に予約を済ませておいた方が良い。 |