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カウアイ島の観光スポットでは、シダの洞窟と並んで、外せないのが、ここワイメア・キャニオン(ワイメア渓谷)。リフエの街から32マイル、約50キロほどではあるが、ワインディングロードが続くので、時間的には1時間半ほどかかる。
ワイメア・キャニオンは、別名「太平洋のキャニオン」を持つことからもわかるように、米国本土のグランドキャニオンに似た、まさに「地球の裂け目」と言えるような、スケールの大きい渓谷美を楽しむことができる。
何百万年もかけて、カウアイ島の大地をゆっくりとワイメア川が浸食し、谷底との行程差は最大1000メートルにも及ぶこのワイメア・キャニオンは、自然の巨大な力に驚かずにはいられない。
展望台は全部で4つあるが、その中で代表的なのは、ワイメアの街から見て一番手前にある、「ワイメア渓谷展望台(WAIMEA CANYON LOOKOUT)」。ここではよくワイメア・キャニオンとして紹介されている写真で見かける、ワイメア・キャニオンの代表的な景色を楽しむこちができる。
その他、車を奥地に進めるにつれ、「プウ・カ・ペレ展望台(PUU KA PELE LOOKOUT)」、「プウ・ヒナヒナ展望台(PU HINAHINA LOOKOUT)」などがあり、それぞれ異なった角度の渓谷美を楽しむことができる。
このワイメア・キャニオン(ワイメア渓谷)は、ワイメア州立公園として州政府によって管理されており、その広さは7.5キロ平米に及ぶ。
ワイメアへのドライブは、リフエの街より550号線を使い、途中ワイメアの街から登る、「ワイメア・キャニオン・ドライブ(WAIMEA CANYON DRIVE)」からのルートと、ワイメアの街を通り過ぎ、ケカハの街から登る「コケエ・ロード(KOKEE ROAD)」の2つのルートがある。景色は前者の「ワイメア・キャニオン・ロード」の方が良い。
日本語のツアーもリフエから半日ツアーとして運行しており、レンタカーを借りない人は、ツアーを利用すると良い。シダの洞窟もあわせて訪れる、カウアイ島1日観光もある。
このワイメア・キャニオンに先には、コケエ州立公園があり、是非ワイメア・キャニオン観光の際には、コケエ州立公園まで足を伸ばしてほしい。