ハワイの料理
ハワイは、太平洋の中心に位置する島。ポリネシアの島々、アジアはもちろん、遠くはヨーロッパに祖先に持つ人々が暮らしており、
料理もバラエティ豊か。本国に負けない美味しい料理はもちろん、各国の味が融合
して生まれた新しい料理もある。
中でも「ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ」と呼ばれる、イタリアン、フレン
チなどの西洋料理に和食などのオリエンタル・テイストを混ぜた、
フュージョン料理は
ハワイだけではなく、米本土、日本にも進出するほど人気が高
い。
ここでは、
ハワイ地元民や旅行者が好んで食べる料理、ハワイ名産の素材、
ハワイ でお勧めの料理などを紹介する。
ロコモコ |
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ご飯の上にハンバーグ、グレービーソース、目玉焼きをトッピングしただけの非常にシンプルな1品「ロコモコ」はハワイB級グルメの王様。ドライブ・インやプレート・ランチのお店のメニューには必ずある定番メニュー。単純なレシピながらも微妙に味わいも異なり、ハワイを代表するシェフ、アラン・ウォンの高級リージョナル・キュイジーヌのレストランでも見かけるほどハワイの人にとってはこだわりのある料理。 |
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ポキ |
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ポキは、スーパーの魚売場はもちろん、レストランの前菜メニューにも必ず登場するハワイで最もポピュラーな料理の1つです。魚・タコ・イカ・カニ・貝などの魚介類を一口大に切り、塩やしょう油などの調味料に漬けたり、玉ねぎや海藻で和えたりします。味付けも甘いものからペッパーたっぷりの辛口まで色々。中でも、アヒ(マグロ)を使ったアヒポキが特に有名で、焼いた物もありバラエティも豊富。 |
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フリフリ・チキン |
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週末になるとショッピング・センター、学校の校庭や郊外の空き地からモクモクと立ちこめる白い煙。香ばしい匂いがなければ「火事?」かと思うこの光景は「フリフリ・チキン」を焼く景色。ぺったんこに開いたチキンを丸ごとグルグルと炭火の上でフリフリ(回す)しながら焼き上げるチキンは絶妙の火加減で柔らかくジューシー。 |
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養殖淡水エビ |
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かつてサトウキビ産業で栄えたノースショアのカフク地区。現在は、淡水エビの一大養殖地として生まれ変わりました。産直の新鮮な「カフク産エビ」はレストランはもちろん、ランチ・ワゴンなどの屋台でも楽しめます。特に、ニンニクたっぷりのガーリック・シュリンプは人気メニュー。ジョバンニやマッキーズなど、トラックを改造したエビ専門の屋台はノースショアには欠かせない光景になりました。カフクの養殖池で自分で釣った海老を焼いて食べるツアーもファミリー旅行に人気! |
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スパムむすび |
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フライパンで醤油とみりん、酒、砂糖で甘辛く味付けしながら焼いたランチョンミートをご飯にのせて海苔を巻いた食べ物「スパムむすび」は、おにぎりやサンドイッチよりもポピュラーなハワイのロコ・キッズのお弁当。直方体のスパムむすび作製用の専用型は、ほとんどの家庭のキッチンにあるはずです。もちろん、コンビニやスーパーマーケットでも必ず販売されており、玉子焼がはさまった「デラックス」やハンバーガーのようにスパムが2段になった物、カツ風スパムのものまでバラエティ豊か。ハワイ州は、全米No.1のスパム消費量を誇っています。 |
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ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ |
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パシフィック・リムとも呼ばれるハワイ・リージョナル・キュイジーヌは、さまざまな人種や民族が共存してきたハワイならではの料理。ハワイで獲れる魚介を中心とした新鮮な食材を、ようような文化的バックグラウンドを持つシェフが家庭や故郷に伝わる味、世界各地の料理をヒントにオリジナリティ溢れるメニューを作成しています。ロイズやアラン・ウォンズなど、全米はもとより日本にも進出しているレストランもあります。 |
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