カナダは世界で2番目に大きい面積を持つ国なので、気候は場所や時期によりだいぶ変ってくる。バンクーバーなど太平洋側は、夏は湿気が少なく、冬は他の土地と比べ寒さも緩やかで積雪も少ないが雨が多い。
カナディアンロッキーがある山岳地帯では、冬は積雪が多い。サスカチュワンなどの平原地帯は寒暖の差が激しい。トロント周辺は、夏は高温多湿、冬は積雪も多くなっている。
イエローナイフなどの北部一帯は、冬はマイナス-30度以下になることもある。カナダの太平洋沿岸は天候の変化が激しく、夏は涼しく、冬は寒さが厳しい。
バンクーバーの気候・天候
バンクーバーの気候について
カナダというと、一般的に「厳寒の地」というイメージを持つが、バンクーバーの天候はおだやかな沿岸気候。11月から4月までにかけての雨の多い雨季と、5月から10月にかけての乾季に大きくわけられる。北海道と同じぐらいの緯度なのだが、太平洋に面し、暖流がながれているので一年を通しては比較的、おだやかな気候といえる。この気候の特徴から冬は雪が少ないが雨が多く、気温は0度から10度くらいが平均。日照時間は雨季の時期は短く、朝8時~夕方は4時30半ぐらいまで。この時期は傘を携帯して外出するのが無難。
バンクーバーの乾季の時期は、晴天率も高く、夏でも日本のような蒸し暑さがないので過ごしやすい。夏の気温は平均20度前後。夜は気温が急に下がるので夏でも夜でかける際には、一枚はおれるものを持つとよい。また日差しがかなり強いので日焼け止め、サングラスが必要となる。日照時間も雨季と比べるとだいぶ長くなり、夜11時近くまで明るい。
バンクーバーへの旅行のベストシーズンは、乾季の5月から雨季がはじまる10月までがベストシーズンといえる。