シドニーの位置・アクセスシドニーはオーストラリア大陸東海岸、南東部に位置し、ニューサウスウェールズ州の州都。 日本からシドニー空港へは、カンタス航空、日本航空が毎日直行便が運行し、片道約12時間。 ケアンズ、あるいはブリスベンなどオーストラリア内のほかの都市を経由してシドニーへ来る他、マレーシア航空、大韓航空、シンガポール航空など、他の国を経由してシドニーへ入る方法もある。 ツアーなどでシドニーを訪れる場合、ゴールドコースト、ケアンズ、エアーズロックなどとコンビネーションになっている場合が多い。
シドニーの見所シドニー市内の見所としては、まずは何をおいても、世界文化遺産にも登録された、御馴染みオーストラリアを代表するランドマーク、オペラハウス。できれば外部だけでなく、オペラハウス内部も見学できる、オペラハウス主催のツアーに参加してみたい。 予算が許せば、ハーバーブリッジを登るブリッジクライムも是非参加してみたいアトラクションだ。ハーバーブリッジを登りきると、素晴らしいオペラハウス、シドニーハーバー、そしてシドニーの都会の景色を味わうことができる。 そしてシドニーで一番高い建造物のシドニータワー。どちらかというと、夜景鑑賞よりも、シドニーのハーバーがきれいに見れる、昼間の展望の方がお勧めだ。その他シドニー市内には、ミセスマッコーリーズポイント、ダーリンハーバー、シドニー水族館、ザ・ロックス、サーキュラーキーなどの観光ポイントがある。 シドニー市内だけなく、シドニー郊外もはずせない観光スポットが多くある。世界自然遺産にも指定される、ブルーマウンテン、世界的に有名なワインの産地、ハンターバレー、イルカウォッチングで人気のポートスティーブンスなど。 日本からの観光旅行だと、2泊程度のパターンが多いが、是非3泊、4泊して、これらのシドニー郊外の観光地もめぐってもらいたい。
シドニーの概要シドニーはオーストラリア最大の都市であり、オーストラリアの商業、金融の中心都市である。2006年現在の人口は約428万人、ニューサウスウェールズ州の州都である。
シドニーの経済シドニーは、メルボルンと並ぶ、オーストラリアの商業、金融の中心地である。世帯所得はオーストラリア最高を誇り、約年間420万円。ウエストパック銀行、ウールワースなど、シドニーに本社を置くオーストラリア企業は多く、シドニーでオーストラリアの全体のGDPの25%を稼ぎ出す。
シドニーの歴史1770年にジェームズ・クックがシドニー近郊のボタニーベイに上陸したことから始まる。その後1788年にアーサー・フィリップが11艘の船とともに上陸、植民地化に着手した。その時には、4000人から8000人の先住民族、アボリジニが暮らしていたとされている。1842年には市政が引かれ、シドニーはオーストラリアで最初の市となり、1851年のゴールドラッシュにより入植者が急増することになる。 1942年の太平洋戦争中に、日本海軍の潜水艦3艘が、シドニー湾内に進入し、シドニー湾に停泊していた、オーストラリア海軍艦船を攻撃したことは、あまり日本人に知られていない。2艘はシドニー湾内で自爆し、戦後引き上げられて、現在はキャンベラのオーストラリア戦争記念館に、詳しい資料とともに展示されている。残り1艘は行方不明とされていたが、2006年にシドニー湾で民間のダイバーにより発見され、大きなニュースとなった。 2000年にはシドニーオリンピックが開催され、高橋尚子選手の金メダル獲得など、大きな話題を呼んだ。
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